2004年10月 4日

使命を終えた中期国債ファンド

「日経マネー」2004/11号に、「あの金融商品はいま」という記事があります。タイトルのとおり、かつて人気のあった金融商品、ビッグ、中期国債ファンド、定期付き終身保険、一時払い養老保険などをとりあげています。つまりこれらは、もう過去の商品ということ....僕も定期付き終身保険に入ってますけど...

ちょうど普通預金にあったお金を運用するために、MMFや公社債投信、中期国債ファンド、そして個人向け国債などリスクの低い金融商品を調べたところだったので、中期国債ファンドの部分は興味深く読みました(結局僕は個人向け国債を選びました。それについては「個人向け国債、試しに買ってみよう」をご参照)。

いまMMFも中期国債ファンドもそのほかの公社債投信も、利率という面ではほとんど変わりません(要するにとても低い利率なのです)。であれば、流動性の高いMMFにするのがいいでしょう。この記事も、そのことを裏付けてくれました。記事によると、中期国債ファンドはかつては予想分配型だったために、含み益を温存して利回りを調整できたそうです。

'01年の投信の時価会計導入によって中国ファンドを支えていた条件は根底から崩れてしまう。残存期間が1年を超す債権は非上場でも時価評価の対象となり、中国ファンドは債券価格の動向で利回りが変動する実績分配型へと変わった。

記事ではこのように指摘して、実績分配型になったおかげで利回りをよく見せることができなくなった事情を説明しています。現在、中国ファンドを運用しているのはわずか3社だそうです。

同じ実績分配型のマネー・マネージメント・ファンド(MMF)とのすみ分けが難しくなった今、中国ファンドは金融商品としての使命を終えようとしている。

というわけで、中期国債ファンドは役割を終えて、MMFにバトンタッチということのようです。そのほうが証券会社も商品がシンプルになるので、これはいい傾向だと思います。

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